【月5万円〜】個人事業主・中小企業のためのWEB広告予算の目安|年商規模に合わせた適切な予算設定
目次
「WEB広告を始めたいけれど、予算の相場がわからず踏み出せない」 「代理店に問い合わせたら、最低出稿金額が高すぎて断られた」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
みなさんこんにちは!福岡市を拠点にマーケティング支援の事業を展開している、サイバーリレーションズです。
WEB広告が一般的になってきた現代でも、はじめて検討する地方の中小企業や個人事業主の方にとっては「未知の領域」であり、失敗したくないですよね。
結論から申し上げますと、WEB広告で成果を出すために最も重要なのは、「事業規模に合った予算設定」と「マーケティングの土台作り」の両方を整えることです。
この記事では、WEB広告の予算を中小企業はいくらかけるべきか、年商規模に合わせた具体的な予算シミュレーション例を解説していきます。
WEB広告の予算、中小企業はいくらかけるべき?

一般的に、WEB広告の予算は「売上の3〜10%」と言われている
業種によっても大きく変わってきますが、一般的にWEB広告の予算は「売上の3〜10%」と言われてます。では、なぜこの数字なのでしょうか。
結論から申し上げますと、この数字は**「現状維持」か「成長」かの分岐点**として、多くの企業で採用されている安全圏の指標だからです。 具体的には、以下のような内訳で予算が組まれることが一般的です。
- 売上の3〜5%(現状維持): 既存顧客のリピートや、知名度の維持を目的とする場合の目安です。
- 売上の10%〜(成長・新規獲得): 新しい顧客を獲得し、売上規模を拡大したい「攻め」のフェーズでの目安です。
この基準は、一般的な企業の営業利益率(10〜20%程度)を圧迫せず、かつ集客効果が見込めるラインとして、マーケティング業界で長年使われてきた「一般的な予算感」です。
急成長している会社は「売上10%以上」を投資している
しかし、実際にWEB広告で急成長している「成功企業」や「スタートアップ」は、このセオリーを無視する傾向にあります。
特に、競合との差別化を図り、シェアを奪いにいくフェーズの企業では、売上の20〜30%、場合によってはそれ以上を広告費に投じることが珍しくありません。
そういった企業は広告費を「コスト」ではなく「売上を作るための投資」と捉えており、CPA(顧客獲得単価)が見合えば、予算の上限を設けずに踏み込むからです。
WEBに強い会社は、このように豊富な予算と高度な戦略で市場を支配しようとしており、今後もこの勢いは増していくと見られています。
多くの企業がWEB広告に力を入れる理由
多くの企業がWEB広告に注力しているのは、日本のインターネット広告費が約4兆円規模(2025年予測ベース)にまで急成長し、もはや「WEBで探せないサービスは存在しない」と言われるほど消費者の行動が変わったからです。
テレビや新聞といった従来型メディアの接触時間が減少する一方で、SNSやWEB検索への接触時間は年々増加しており、広告の投資対効果(ROI)が最も期待できる主戦場となっているからです。特に地方圏では、従来のオフライン媒体(チラシや看板など)だけでは、WEB広告ほど精緻にターゲットへリーチしにくいという実情もあります。
- 市場全体の成長: 2024年のインターネット広告費は**3兆6,517億円(前年比109.6%)**に達し、2026年現在はさらに4兆円の大台に迫る勢いで拡大を続けています。
- 2024年 日本の広告費(株式会社電通)
- https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0227-010853.html
- SNS広告の爆発的普及: InstagramやFacebookなどの「ソーシャル広告」は、2024年に初めて1兆1,008億円を記録し、1兆円の大台を突破しました。
- 2024年 インターネット広告媒体費 詳細分析(電通デジタル/サイバー・コミュニケーションズ等)
- https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0312-010858.html
これからの時代にサービス受注を安定させるためには、巨大なWEB市場に参入し、SNSや検索エンジンを活用して「選ばれる仕組み」を作ることが、事業継続において最も重要な戦略となります。
これから始める人が注意したい点
WEB広告は、事前のマーケティング戦略が重要になってきます。 特に、これからWEB広告を考えている人は、マーケティング全体を見直してから始めないと、あまり効果が見込めない場合もあります。
- 誰に届けたいか(ターゲット設定)
- どこで広げるか(エリア設定)
- どんな訴求をするか(マーケティング設計)
など、貴重な予算を効果的に活用するために、できることはできるだけしておきたいです。 受け皿となるWEBサイトの構成や、広告に出すクリエイティブなども結果に影響してきます。
「マーケティングの土台」がない状態で、いきなり高額な広告費を投じてしまうことは、非常に危険です。
【年商別】失敗しないWEB広告予算の目安

では、具体的にいくらから始めれば良いのでしょうか。 初めての方が無理のない範囲でスタートして徐々に拡大していくための「年商別シミュレーション」をご紹介します。
年商〜3,000万円(個人・ひとり法人):月5万円で「1媒体」集中
個人事業主、フリーランス、あるいは法人化したばかりの段階では、まず「月5万円」からのスモールスタートを推奨します。
- 予算目安: 月5万円〜
- 戦略: 1媒体に絞る(Meta広告 または リスティング広告)
このフェーズで重要なのは、「エリアやターゲットを極限まで絞る」ことです。 例えば、地方圏でビジネスをしている場合、全国に向けた広告は不要です。対象地域を絞り込み、Meta広告(Facebook/Instagram)などで認知を広げるか、リスティング広告で顕在層を狙うか、どちらか一方に集中することで、少額予算でも十分に効果検証が可能です。
変化が見込めそうだったら、予算を増額していくのが懸命です。
年商3,000万円〜1億円:月10万円で「2媒体」併用
事業が軌道に乗り、さらなるサービス受注を目指す段階では、予算を増やして機会損失を防ぎます。
- 予算目安: 月10万円〜
- 戦略: 2媒体を併用する(例:リスティング広告 + Meta広告)
月5万円で一媒体、月10万円で二媒体という考え方です。 「検索層(自分から検索してくる顕在層)」と「SNS層(なんとなく興味がある潜在層)」の両方にアプローチすることで、取りこぼしを防ぎ、WEB集客の安定した土台を築きます。
年商1億円以上:月30万円〜で「差別化・ブランディング」
この規模になると、競合他社も積極的に広告を出している可能性が高くなります。
単なる露出ではなく、「選ばれるための戦略」がより重要になってきます。
- 予算目安: 月30万円〜
- 戦略: 差別化、ブランディング、複数媒体の最適化
他社との料金比較や、自社ならではの強みを打ち出し、差別化を図ります。ただ広告を回すだけでなく、マーケティング全体の視点から戦略を練り、ブランディングも含めた展開を行うフェーズです。
成功のカギは予算だけじゃない!プロへの外注で効果的な広告

予算が決まったら、次は「どうやって運用を任せるか」が問題になります。 前述した通り、WEB広告はただ設定すれば終わりではありません。基本的な設定からターゲット設定など、専門的な知識と運用スキルが結果を左右します。
専門業種への対応実績や、戦略の引き出しが多いプロに任せることで、無駄な広告費(CPAの高騰など)を抑えることができます。
広告運用業者の選び方

1. 少額予算への対応が可能か
月5万円〜10万円といった少額予算でも、親身になって対応してくれるかを確認しましょう。 最初から高額な提案をしてくる業者には注意が必要です。
2. 「乗り換え」、途中からの受け入れ可能か
「今の代理店はレスが遅い」「結果が出ない」といった場合、途中からの変更(乗り換え)に柔軟に対応してくれるかも重要です。
3. 「即レス」と「伴走型」のサポートが整ってるか
地方や中小企業の現場では、スピード感が命です。「即レス対応」ができるパートナーであれば、不安な点もすぐに解消でき、信頼関係を築きながら進められます。
4. 広告運用ではなく、SNSアカウントの運用も受け入れ可能か
広告運用だけでなく、関連するマーケティング全体の相談に乗ってくれるかもポイントです。 特に、広告運用の場合SNSアカウントの運用も重要です。 広告と合わせてアカウントを育成することで、より大きな効果を見込める可能性があるます。
大手代理店が提示する最低出稿金額という壁

大手代理店では、「最低出稿金額」というものが設定されている場合があります。
「月額20〜30万円以上」といった予算がないと、案件として受け付けてもらえないケースも珍しくありません。
内容と目的に合わせ、適切な金額からでもしっかりと改善に寄り添ってくれるパートナーを選び、着実にマーケティングの土台を固めていくことが成功への第一歩です。
まずは「マーケティングの土台」を整えることから始めよう

WEB広告はビジネスの成長にとってとても有用なものです。 しかし、間違った広告設定のまま始めてしまうと、正しく効果を発揮しません。
私たちは「まずは土台を整える」ことを最優先に考えています。
- どんなニーズがあるか
- 誰にみて欲しいか
- どうやってとどけるか
広告運用だけでなく、マーケティング全体を見つめ直し、集客の基盤を整える。 それが、成功への一番の近道です。
まとめ:WEB広告成功への3つのステップ

WEB広告は、正しく運用すれば事業成長の強力なエンジンになります。まずは以下のポイントを振り返り、自社に最適なスタートを切りましょう。
1. 売上規模に合わせた「無理のない予算」から始める
「売上の3〜10%」を基準にしつつ、まずは事業規模に合わせた以下の金額感を目安にしてください。
- 年商3,000万円以下: 月5万円〜(1媒体に絞ってエリア・ターゲットを凝縮)
- 年商3,000万〜1億円: 月10万円〜(検索とSNSの2媒体を併用して取りこぼしを防ぐ)
- 年商1億円以上: 月30万円〜(差別化とブランディングを意識した戦略的投資)
2. 「マーケティングの土台」を整えてから出稿する
広告費を無駄にしないためには、設定前の準備が不可欠です。
- 誰に、何を、どこで届けるのかという戦略設計
- ターゲットに刺さるクリエイティブ(画像・文章)の作成
- 広告の受け皿となるWEBサイト(LP)の最適化
3. 少額予算でも「伴走」してくれるパートナーを選ぶ
大手代理店が掲げる「最低出稿金額」に縛られる必要はありません。
- 月5〜10万円の少額運用にも丁寧に対応してくれるか
- 即レス・伴走型で現場のスピード感に合っているか
- 広告だけでなくSNS運用などの全体像を相談できるか これらを基準に、信頼できる専門家を見つけることが成功への近道です。
最後に

サイバーリレーションズでは、5万円〜始められるマーケティングサポートを行っています。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました! ぜひ、他の記事もご覧ください。
