【LP制作】自社サービスLP「マカセテ」|マーケティング設計に基づいたLP制作事例
目次
みなさんこんにちは! サイバーリレーションズWEB制作部です。
今回は、私たちが手がけた自社サービス「マカセテ」のLP制作事例をご紹介します。
このプロジェクトでは、単なるデザインではなく、マーケティング視点で成果を生み出すLPを目指しました。
LPは見た目の美しさだけでなく、「ユーザーがどのように情報を受け取り、どのタイミングで行動するか」を設計することが成果に直結します。
特にサービス系LPでは、導線設計と心理的誘導の最適化が、成約率を左右する重要な要素です。
「マカセテ」は、Instagram運用を外注したい店舗オーナー様をターゲットとしたサービス。
本LPでは、ユーザーが3秒でサービスの価値を理解できる構成を意識し、コピー・デザイン・CTA配置を一貫して設計しました。
実際の運用後には成約実績も出ており、効果的な導線構築の成果を確認できています。
この記事では、LP制作のポイントや導線設計の考え方、実際の成果までを具体的に解説していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、マーケティングに強いLP制作のヒントとしてお役立てください。
■ 制作背景:LP単体で集客からお問い合わせまで完結させたい

「マカセテ」は、SNS運用を外注したい中小企業・個人店舗向けのサービスです。
今回は新規サービスのため、SNS広告での認知拡大と、広告で興味を持ってくださった方からのお問い合わせまでを1ページで完結させることが、達成すべきミッションでした。
そのために、以下のようなさまざまな工夫を行っています。
- 1. ファーストビューでサービスの価値を明確化
- 2. スマホ中心のUI設計
- 3. 信頼感を生むストーリー設計
- 4. マーケティング設計:AIDMAモデルを応用した導線設計
一つずつ、解説していきます。
【ポイント1】ファーストビューでサービスの価値を明確化

ファーストビューとは、WEBサイトの一番はじめに見える部分のことです。
つまり、そのLPの顔となってくる部分になります。
良いLPの特徴として、まずファーストビューが魅力的かどうか、ということが話されます。 ビジネスマンのみなさんであれば、第一印象の重要性はわかっていただけますよね。
今回は、大きな魅力の一つである「月9,800円で運用代行」「投稿・分析・改善すべてお任せ」などの、サービスの強みを直感的に伝えるコピーを配置。 デザイン感はペルソナを意識し、また大胆なアニメーション部分を実装することによって、印象にのこる仕掛けも設計しております。
LP制作では最初の3秒が勝負とされるため、価格・メリット・CTAを上部にまとめています。
伝える内容の順番も非常に重要です。
【ポイント2】スマホ中心のデザイン設計

本LPでは、スマートフォンでの閲覧を最優先に設計し、直感的に操作できるUIを実現しました。
近年、WEB閲覧の主流はパソコンからスマートフォンへと完全に移行しています。
特にサービスLPでは、InstagramやMeta広告などのSNS広告経由の流入が中心となるため、スマホで快適に閲覧できるかどうかが離脱率やCV率を大きく左右します。
そのため、本制作ではスマートフォン画面での見え方を基準に、以下の点を重点的に最適化しました。
- ボタン間隔の調整:タップ操作時の誤クリックを防止
- フォントサイズの統一:可読性を維持しつつ情報量を整理
- 画像圧縮・軽量化:通信環境の違いに左右されない表示速度を確保
これにより、ストレスのない操作性とスムーズな導線を実現し、離脱率を大幅に抑える設計となっています。
スマートフォン中心の時代において、LPデザインは見た目の美しさだけでなく「使いやすさ」そのものが成果を左右します。
今回のLP制作では、モバイルUIを基盤とした構成により、マーケティング効果とユーザー体験の両立を達成しました。
【ポイント3】信頼感を生むストーリー設計

本LPでは、ユーザーが自然に「安心してお問い合わせしたい」と感じるよう、ストーリーフロー型の構成を意識して設計しました。
サービス理解から問い合わせまでの間に、ユーザーは「信頼できるか」「手続きは簡単か」「費用に納得できるか」という3つの心理的ハードルを感じます。 これらを段階的に解消することで、離脱を防ぎ、最終的な行動(CV)へとつなげることができます。
まず、「導入までの流れ」では、契約から運用開始までの手順をシンプルに可視化。初めての方でも不安を感じにくく、行動のイメージを持ちやすい構成にしています。
次に、「お客様の声」を掲載し、実際の体験談を通して第三者視点の信頼性を補強しました。実績や満足度が明確に伝わることで、サービスへの期待感が自然に高まります。
さらに、「料金比較表」を用いて他社との違いを数値で明確化。「月額9,800円で投稿から分析まで対応」という具体的なベネフィットを打ち出すことで、コストパフォーマンスの高さを直感的に理解できるようにしています。
このように、「理解 → 共感 → 納得 → 行動」という流れを意識し、心理的障壁を一つずつ解消するストーリー構成を採用したことが、LP全体の信頼感向上につながっています。
単に情報を並べるのではなく、感情と理性の両面から行動を促す設計がLP制作には重要です。
【ポイント4】マーケティング設計:AIDMAモデルを応用した導線設計

本LPでは、ユーザーが「認知から行動」へ自然に進むよう、AIDMAモデルを応用したマーケティング導線設計を行いました。
LPの成果を最大化するには、ユーザーが購入・問い合わせに至るまでの心理的プロセスを理解し、その順序に沿って情報を配置することが重要です。
AIDMAモデルとは、
- Attention(注意):まず興味を引く
- Interest(関心):内容に関心を持つ
- Desire(欲求):利用したいと感じる
- Memory(記憶):印象に残る
- Action(行動):実際に行動する という5段階の購買心理プロセスを示す古典的なマーケティング理論です。 この流れを意識して設計することで、ユーザーの離脱を防ぎ、行動を促す構成を作ることができます。
今回のLPでは、AIDMAの各段階を次のように設計しました。
- Attention/Interest(注意・関心): 「導入の流れ」セクションでサービスの全体像を視覚的に示し、ユーザーの関心を引く構成。
- Desire/Memory(欲求・記憶): 「料金比較」や「お客様の声」で他社との違いや実績を具体的に提示し、安心感と記憶に残る印象を形成。
- Action(行動): 「CTAボタン」を複数箇所に配置し、どのスクロール位置からでもすぐ行動できるよう設計。
さらに、Google広告・Meta広告などの運用を想定し、計測タグの設置やフォームCV分析も導入。
これにより、実際の行動データを基に改善を続けられる、データドリブンなLPに仕上げています。
AIDMAモデルをベースにした導線設計により、感覚的なデザインではなく心理学とデータに基づくLP制作を実現しました。
ユーザーが自然に「見て→理解して→行動する」流れを生み出すことこそが、今回のマーケティング設計の核心です。
■ 制作後の成果と今後の展開

本LPは公開後すぐに成果を上げ、短期間で高いコンバージョン率を実現しました。
LP公開後、SNS広告を低予算でテスト配信したところ、公開から2週間で7件の相談を獲得。
初月には10件の契約に結びつき、その後も継続的に同ペースで新規受注が続いています。
また、今後はA/Bテストによるコピー改善やCTA位置の最適化を実施し、より高いCV率を目指します。
加えて、実際の運用フィードバックをもとにサービス内容そのもののアップデートも進行予定です。
引き続き、データ分析を基に継続的な改善を行っていきます。
■ まとめ:マーケティング視点をもったLP制作

今回は、マーケティング戦略に基づいた構成とデザイン設計のLP制作実績をご紹介させていただきました。
単に見た目の美しさを追求するのではなく、ユーザー心理と広告導線を理解したうえで「どうすれば問い合わせにつながるか」を逆算することが、LP制作における最大の成果要因だからです。 マーケティング理論や行動データをもとに設計することで、効果の“再現性”を高めることができます。
本LPでは、AIDMAモデルに沿った導線設計やスマートフォン最適化、CTA配置の工夫などを組み合わせ、短期間で複数の新規契約を獲得する成果を実現しました。
「戦略的に設計されたLP」が、広告運用やサービス拡大の強力な基盤として機能しています。
サイバーリレーションズでは、デザインとマーケティングの両面から成果を追求するLP制作を得意としています。
「自社サービスを効果的に伝えたい」「広告の成果を最大化したい」という企業様は、ぜひ以下のページをご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました! ぜひ、他の記事もご覧ください。
今後とも、サイバーリレーションズをよろしくお願いいたします!
